いわゆる「成功者」と呼ばれる人々はどのようにして、成功したのだろう。知りたいですよね。
そのために、以前「勝間塾」に入っていました。経済評論家の勝間和代さんが運営する私塾です。
今は、自分の目指すものがすこしずつ明らかになり、勝間さんとは方向性が違うかなと思うようになったので、塾に通うのはやめて、メルマガや著書を読むくらいになっていますが、塾ではいろいろと勉強になりました。
直接的な利益があったというより、自分が成功しない理由について見当がつくようになったのが収穫でした。
勝間塾で役に立った意外なもの
勝間さんは読書家です。もしかして、塾以外でも公開されているのかもしれませんが、塾の中で、自分の成功を形成した読書リストを公開してくれていました。
それを見て、大いに衝撃を受けました。
彼女ほどはないかもしれませんが、わたしもそこそこ本は読むほうです。
その読書リストが衝撃的だった理由
それは
ほとんど自分も読んだ本だった
ということです。
しかも
本が発売された時期に読んでいるので、勝間さんと同じ時期に。
なんということでしょう!!!!
(「これは、ちょっとした恐怖ですよ」 cv.小野大輔)
同じ本を読んでも成功する人、しない人
読書家の人は、「自分の成功は読書による」と言います。それに間違いはないのでしょう。
では、同じ本を読んで、成功する人としない人がいるのはなぜか。
ホワイ。
なぜなの。
それは。
自分で、成功するわけなんてないと思っているから。
がんばっても、どうせ無駄だと思っているから。
「どうせ無駄」みたいにやる前から、あるいはちょっとやっただけですぐ諦めてしまう。
そんなの成功しなくても当たり前。
行動できない理由
成功した人だって、ときには「こんなことやって何になるんだ」と虚しくなったりしつつも、あきらめずにやりとげたのかもしれない。
けれども。
さいしょから「むだむだむだあああああああああ」
と、低い自己評価を周りから押し付けられて生きてきた人は
その分、一歩が重いのです。
べつに次の一歩を軽やかにスキップしてもいいのに、なぜか足にタイヤがついてるみたいな。
「だからしょうがないんだ」とやらない言い訳にするつもりじゃないんです。
(「ただ、知っておいて欲しかったんです。」ていうのはおいといて。)
役に立つ読書、役に立たない読書
読書しても成功しないのは、行動しないから。
読書をしたあと、なるほど、と思ってそこに書いてあったことをやってみただろうか?
何か考えがかわっただろうか?
本を読んで、「変わったこと」。
そこに着目してみる。
楽しさを求めて、エンタメ小説を読んだのなら、一時的に楽しい気分になったという変化でもいい。感動したというのでもいい。
何か求めるものがあったから読書をしたはず。求めたものは得られただろうか?
億万長者になる本を一冊読んだからといって、たちどころに大金持ちになったりはしないとしても。
何かひとつでも、ふたつでも、行動を起こし、変化をし始めていたら、10年後、20年後、大きな違いがあきらかにあらわれていく。
ということを。
わたしは勝間和代さんを見て、学んだのでした。
行動を変えるための読書
そういうわけで、たとえば「ブログ術」や「習慣化」というような、なにかの方法論を伝えるための本を読んだ場合は、ひとつでもそこから得た新しいことをやってみる。
継続することが必要ならば、それを続けられるように取り組む。
ということを、これからはもっともっと意識してやっていこうと思いました。
ただ本を読んで、あー面白かった。だけじゃもったいない!
なわけで。
本の書評?レビュー?みたいなものも今後はブログに書いていこう!
と意気込んでいるのでした。