三日間絵を練習してみた結果やっぱり参考書って役に立つと思った。

さて、参考書を用いた絵の練習をはじめてから今日で三日目です。

わたしは今までいろんな本をたくさん買っては、読んできましたが、じつは読んだだけであんまり実践してこなかったなあと改めて思いました。

特に絵の本とかね。これは買って眺めててもだめですよね。やんないと!

他にもビジネス書やダイエット本、料理本などなど。実践しないと意味がない本たちが家の本棚にあふれていることを思うとくらくらする。

大事なものからやっていくしかあるまい。

今日の練習

というわけで。

人を描くのって楽しいね!―マンガのための人物デッサン― (廣済堂マンガ工房)」の一章を始めます。

なんかこういう「棒人間」を描く。

棒なので、大事なところは比率だけ。

胴体と脚を同じ長さにするような指示。

だが。

肩幅を指示されていなかったので、ちょっと広めに描いてしまう。体がふっとーい(左)

slooProImg_20141106184134.jpgというわけで。

右側に、指示を応用して別の比率で描いてみた。

左の比率だと肩幅を狭くして(つまり相対的に頭を大きくする)おかないとバランスが悪いわけで。

あと、最近のマンガにしてはちょっと脚が短いかもと思ったので、肩幅広いままでちょっと腰を細くした上でバランスとってみた。

slooProImg_20141106184133.jpg

そのバランスのまま、いろいろな角度や動きをつけた棒人間を描く。

ふむふむ。ちょっと楽しい。すぐ描けるし!

勝手に応用

でも、このまま棒人間だけ描いててもあんまりおもしろくない。やっぱり、ちゃんとした人間描きたいじゃないですか。

というわけで「TIGER&BUNNY (1) 」を見て、表紙のタイガーを描いてみる事にした。

TIGER&BUNNY (1) (カドカワコミックス・エース 361-1)

slooProImg_20141106184132.jpg

まず棒で描いてみる。こんな?

slooProImg_20141106184131.jpg

肉を付ける。脚がやっぱり微妙。

slooProImg_20141106184130.jpgでなんか別の参考書で、立体感のある絵を描くには、人間の体を円柱として見立てるとよいと描いてあったことを思い出し、輪切りラインを追加してミイラ男風の補助線を入れてみる。

slooProImg_20141106184129.jpg

そうしたらば。あれっ! なんかいつもよりいい感じに描けた気がするよ!

なんか立ちポーズの重心が変!といつも悩んでいたのが少し解消されてるような…。

見本よりもちょっと肩幅が狭くなってるのと(あそこまで広くなくていいんじゃないかという好みを反映)

帽子のつばを押し上げているポーズのはずが手が届いてなくて、「かもん」みたいなポーズに変わってるけどこれはこれでよしとする。

で、ちょっとオフィシャルにつっこみ入れるのは恐縮なのだけど

TIGER&BUNNY (1) (カドカワコミックス・エース 361-1)

これ、ズボンつんつるてんすぎやしません?

きっとおじさんの脚が長過ぎるんだね。うんうん。

てか、まじ脚長くてスタイルいいな!さすがヒーロー!

所感

そんな感じで、タイガーを一生懸命描いていたら、もう一冊の参考書までできなかったので今日はこの辺で。

無理せず出来る範囲で続けます。

でも、わずか三日でも練習すると、ちょっと微妙な違いが感じられるようになってきたかも!

あんな棒人間描いただけなのに!?

てか。

それなら、なんで今まで買った時からずっと、この参考書やらなかったんだろうなあ…。うう。

とか過ぎた事はしょうがないので、これからも練習続けよう。

「継続は力なり」とか陳腐なことを言うようだけど、まじでそうとしか言いようがないのかも。

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