自分を大切に=自分の好きなことを真剣に聞いてあげよう

六月末に、マンガ研究のオンラインサロンに入会しました。新しい会員はサロンに紹介文が載ります。最初に主催の先生からインタビューしてもらって紹介文を書いてもらえるのです。

「どんなマンガが好きですか」「どういう方向性に進みたいですか」など、いろいろと聞かれました。

何がどのように好きか、どうして好きか、どの辺が萌えかなど、日頃つきつめて考えていなかったので、だいぶ言葉につまりながらなんとかインタビューを終えました。

人から質問されてちゃんと答えられないということは、自分でも自分がどう思っているのか認識していないということだ! と、はっとしました。

そして、インタビュアーの先生に、「何がすきなのか」と聞いてもらえて、想定外にうれしい感じがしたことにも軽く衝撃をうけました。

子どものときは、何が楽しかったか、何が好きか日常的に話したものです。でも、大人になるにつれ、相手にメリットがある話をしなくてはという意識に変わっていき。自分が何を好きかなんて、価値ある情報ではないだろうと、だんだん話題にしなくなりました。

たしかに、わたしの好きなマンガなど、大部分の人にとってはどうでもいいことに違いありません。

しかし「お前が何が好きか、どう感じているかなど、なんの関心もない」というふうに扱われたら、本音は悲しいですよね。

たとえば親がいそがしさにかまけて、こどもの話を「うるさい」「どうでもいい」と切り捨てるとき、こどもは自分が大事にされていると感じられなくなるでしょう。

で。

自分で自分にそういう「どうでもいい」という粗末な扱いをしてきたことに気がついてしまった。

ガーン( ̄◇ ̄;)

かわいそうだ。

によって。

これからは、もっとちゃんと「どう思っているのか」「何が好きか」、一生懸命、毎日きいてあげよう、と思いました。そういうことも、もっとブログに書いていこうじゃないか。うん。

「夢を叶える」ということだって、そもそもどうしたいのか、自分の心の声もろくに聞かずに、方法論だけ集めたってしかたがない! とも思ったのでした。

今までは、辛いことや悩みなどのマイナスを減らしてゼロにするフェーズでしたが。

今ようやく「じゃあ何が好きなの」「どうしたいの」という、ゼロからプラスの方向に意識が向けられるようになってきたのかなと思います。