あんまりこういうことばっかり言うのもあれですが、なんて言うか最近は調子がよくなくて、いろいろとちゃんとできなくてフラストレーションがたまる日々でした。
でもまあ、どうにかこうにか日常的な雑用などは細々こなしながら日々をやり過ごしては来たのですが
つねづね「何で自分はやりたいことをなかなか成し遂げられないのか」と悩んでいたことに対して
ひとつのひらめきが生まれたので、今日はちょっとその辺を書いてみたいと思います。
First Things First
たとえば
「宿題をやってから遊びに行きなさい」
みたいに、
わたしたちは「やるべきこと」をやってからでないと「やりたいこと」をやってはいけないと思い込まされてきた気がします。
しかし、それで先にいろいろ雑用をやって、いざ「好きな事をやるぞ」という段になると
なんでかな。なんかうまくいかないんですよ。
そこで「7つの習慣」にあるように、大事なことから先にやる(First things first)ように変えようとしたんですけど、
それでも何か落ち着かないというか
むしろやっぱり先に雑用をやりたくなってしまうんですよ!
こんなに時間もあって自由もきくという恵まれた境遇にいるというのに、なんで!?
そこでふと思った。
実は雑用ってけっこう楽しいのかも…
今まで、考えたこともなかった衝撃の(?)事実。
あれ? 雑用ってけっこう楽しいじゃん…
小さいことでも「やったぞ!」と達成感を得られるからかしら。ゲーム感覚というか。
日常的なルーチンや、細々したことをタスク管理ソフトにいれたり、手帳に書いたりして、チェックしていくみたいなことって
実はけっこう楽しくないですか!?
あんなに、手帳やタスク管理ソフト、ライフハック手法が流行ったりしてるのを見ると、きっとわたしだけじゃないはずだ。
やりたいことをやろうとするとやりたくなくなる理由
で、何がいいたいかっていうと
今まで、実は雑用がけっこう好きだったにもかかわらず、そんなことには気がつかず
むしろ、雑用はくだらないことで減らすべき事で、マッハで効率的にこなすべきことで
そうして、可能な限りたっぷりの時間を確保して
そこで、さあ存分に好きな事をやりなさいと。
そんな風にしないといけないのかと思ってました。
だがしかし。
でっかいことも結局は小さい事の積み重ねでしかないのです。
これは、「大きいタスクを細分化して実行可能な作業にブレイクダウンしましょう」という、よくあるタスク管理のアドバイスの内容と同じようですが、ポイントはそこではない。
考えてみてください。「やりたいこと」と「雑用」の作業ベースでの行動の違いを。
データをひたすら打ち込むオペレーターが仮に「こんな雑用ではなく、もっとクリエイティブなことがしたい」と考えたとしても
例えば小説を書くのも、プログラムを組むのも、キーボードを打鍵するという行為自体には、何ら変わりがないということを。
気づいてみれば当たり前でした。
やりたくなくなる理由1
たぶん「やりたいこと」というものに、間違った幻想を抱いていたのです。
それは、「雑用」とはまったく違う、何か素晴らしいもののように思っていた。
なのに、いざ「やりたいこと」やろうとしたときには、実際に行う行為としては、ふだんやっている雑用と変わらないような作業をやらないといけない。
「なーんだ」
と思ってしまったのです。拍子抜けしたのです。それでちょっとやる気がなくなったりしてしまったのです。
やりたくなくなる理由2
もうひとつの理由として、やはりこれも「やりたいことはなにか素晴らしいものである」という幻想から生まれる感情なのですが
「すごい」ものの前に立つと、圧倒されて萎縮したりするじゃないですか。
あれです。
なんかこう、「これからすごいことをやらなきゃ」みたいに思いすぎて、びびって腰が引ける。
結局
「夢」とか「やりたいこと」に、過度の期待や幻想を持っていたので
第一に、圧倒されて中々手が出せず
第二に、やっと手をだしても、あれ?これなんかくだらなくない?
みたいに思ってしまって続かないという。
わかったよ。そうだったんだよ。
で、どうすんのって話
このへんは、もうちょっと深く掘り下げたいし、いろいろ考察結果はあるのだけど、まあ文字数をすでにけっこう使ってしまったので、また次回(があれば)に。
現時点のわたしの場合、実は雑用が楽しいわけなのだから、素直に楽しめばいいんじゃないの。
そして、夢もやりたいことも、作業ベースでは雑用と大差ないのだから
むしろ
すべて雑用にしてしまえ!
そして、「すべてがE(Errands)になる」
↑これが言いたかっただけか(笑
※)アイキャッチ画像は、ちょっと前に書いていたラクガキ。今日の絵の練習はあとでやる…つもり…です。
参考
「すべてがFになる」が最近ドラマ化されて流行ってるみたいなので。
ドラマは見てませんが(笑