何が忙しいのかわからないのに、なにかとやることがいっぱいあってすっきりしない日々を送っているのは、はたしてわたしだけでしょうか。
これってどうにかならないのかなと、いろいろ試しましたよ。
iPhoneのスケジュールアプリやTodo管理アプリをあれこれ試したり、タスク管理系の書籍を買いあさったり、毎年いろんな手帳をコレクションしたり。
おおいに試行錯誤と紆余曲折を経つつ、若干改善はしていると思いたいけれど、いまだにもうひとつ満足度が低い。
というわけで第1回タスクセラピー実践編に参加してきました。
・終わらせなければいけない仕事がたくさんありすぎて、何を真っ先に片付けるべきかが分からなくなることがある
(中略)
・いつも〆切ギリギリになる
・先送りグセがあるのでそれをどうにかしたい
・やりたいこと・やるべきことがたまっているのだがやる気に欠けているこういった問題を解決するための方法は存在します。
それが「タスク管理」です。
とあります。なんと!!これは全部わたしのこと?っていいたくなるような…。
解決する方法!知りたいです!
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タスク管理における二つのタイプについて
で。行ってみました! 最初に主催の佐々木正悟さんのお話があって、そのあと実践編ということで、テーブルごとに一人のコーチがついてみっちりと方法を学びました。
最初の佐々木さんのお話がとても興味深くて、彼の観察によれば、タスク管理においてふたつのタイプがあるのではないかと。
これをわたしとしては勝手に「夢想派」と「堅実派」と認識しました。
タスク管理における夢想派
夢想派とわたしが勝手に名付けたところのタイプの人は、こう日々「こんなことがしたいな」「つぎはこのようにしてみたらどうだろうか」などと、さまざまなアイディアを思いつくのだが
それがなかなかタスクとして実行フェーズにおりてこない。
思いつきはいつまでも思いつきのまま。Evernoteなどに貯められて行く。
じゃあ、どうしようっていうところが問題な訳ですが、その前に
タスク管理における堅実派
これも、わたしの勝手な命名なのですが。
こちらは、日々の「あ、こうしたらいいな」というような思いつきが、ハックとしてすぐ日々のタスク管理にフィードバックされやすい思考回路の人々です。うらやましい。
でも、わたしはこっちじゃないので、とりあえずそっち側の方法論はいいや。
というか、主催の佐々木さん自身もこっちじゃないとのことで、そのお話は全体的にはあまりなくて、
そのあとのわたしは夢想派のコーチjMatsuzaki氏に教えを請うていたので、話は夢想派へうつるよ。
夢想家からリアリストへ転身する決意
「夢は見てるだけじゃ叶わない」っていうのは、身を以て体験しているところではありますが
だからといって人生、まだ終わったわけじゃない、今からできることだってあるはず、と信じるしかない今日この頃です。
思い起こせば、若いときには「自分にはまだ早い」「大人になったらやろう」「いつか落ち着いたらやろう」とか思っていたのに、
いつのまにかちょうどいい頃合いは過ぎていたみたいで、気づいたときには「もうこんな年になってから始めるなんて」「いい年して恥ずかしい」のように思っているっていうね。
ちょうどいい時っていつだったんだよ? ばかみたいだよね? (笑
「身の程を知れ」とか「あきらめろ」とかいうひともいますが。
その人たちがわたしの人生において何ら責任をとってくれるはずもないので、自分が思う通りにするよ。
今こそ「落ち着いたらやろう」って思ってたときなんじゃない? そう思う事にする。
先達に学ぶ、リアリストへ転身するための方法論
わたしの参加したテーブルで、タスク管理のコーチをしてくれたjMatsuzaki。アップルパイをこよなく愛する男。
彼は音楽家になるという夢を抱えたまま、システムエンジニアとして鬱屈としていたという過去を持っていて、一応プログラマであるわたしにとっても、とてもシンパシーを覚えるバックグラウンドだったりしつつ。
彼は、「7つの習慣」や「GTD」の考え方をベースに、iPhoneやPCなどのデジタルツールを操り、Evernote、Toodledoなどのウェブサービスを組み合わせて、自分なりの「夢を叶えるための行動を、現実の行動に移す」というワークフローを作り上げたんだよね。
はっきりいってすごいと思ってる。とても。
そして、その方法論を学んできたと言うわけです。
といっても、残念ながら、それをここでさくっと説明するわけにはいかない。というか、いかになんでもそんなに短くできないし、なにより習ったばかりでまだ身に付いてないのですよ。ご容赦いただきたい。
参考までに。J氏が自分のブログで語っている記事をご紹介しておきます。
とか
◆【保存用まとめ】タスク管理に悩んでるならこれだけは読んでほしい厳選35記事まとめ
などで、そのエッセンスは読めると思う。
人生の舵は自分で切れ!あなたの10年後は今週の33.6時間で決まる (impress QuickBooks)
というKindle本もある。
わたしだってたぶんあと10年は生きてると思うし、ていうか10年以上余裕で生きるつもりだから、これからがんばるよ!
所感
というわけでですね。 今は、習った最初のほうの「そもそも自分は何をやりたいのか」というあたりの整理から始めてますよ。
自分であきれてるのですが。今までそんなことすら、きちんと考えずに生きてきたなんて、恥ずかしいよ。
でも結局そこを曖昧にしたままだと、日々やったことが、ちゃんと意味のあることだと思えないんだと思う。
今まで人に言われるがままに、学歴をあげようとしたり、有名企業に入ろうとしたり、資格をとってみようとしたりしてみたが、それやっぱりなんか違うって思った。やっと思った。
今まで、考えているだけでは、わからなかった部分もあったのだけれど、Jコーチの適切なナビゲーションがあったので、それにしたがって自分のなかの情報、パソコンの中の情報や、Evernoteに貯めた情報などなどを整理できるようになったと思う。ここにいく前より上手に。
そして、ちょっと自分の頭の中が整理されて、無駄がなくなり、ちゃんとフォーカスを当てるべきところが見えてきた感じ。
早くしないと間に合わないので、がんばろーと思ってるところです
(そんなセミナーの様子)