昨日、なんとなく見つけた「お絵描き初心者の学習部屋」というサイトが大変ためになりすぎるので、ずっと見てしまった。
世間は、こんなに「絵の描き方」にあふれていたのかと驚いた。
中に「【絵の勉強】上達目指して500枚描くスレ」という記事があって、上達のためにとにかくA4コピー用紙を使って500枚絵を描こうという主旨なのだが
大変感銘を受けたので、自分もやってみることにした。
とりあえず量をこなすという方法論の利点
品質の低いものを量産しても上達しない、という意見もあると思うが、「質」という定量化しにくい尺度は、行動の目標としては扱いづらい。
また、練習として「何をどのように描くか」「何分で描くか」というような詳細まではっきり決めてもいいのだが、そうするとそのうちの何かが、ときにネックとなり「今はそういう気分ではない」というようなモチベーション低下に陥りやすくなる。
その点、「(何でもいいから)500枚描く」という、「量」だけを指標とする目標設定は、とても行動しやすい。
とにかく○でもなんでも、手を動かしさえすればいい。疲れているといってもそこまでの疲労困憊は滅多にないだろう。やらない言い訳がほとんどできない。
なんだかんだ御託を述べても、「行動」しなければ結果は出ない。適切に行動を促すことができる方法は、大いに価値があると思った。
というわけで500枚のコピー用紙にお絵描きを始めた結果
とりあえず休みの日で、図に乗ってたのでいま18枚目くらい。
一日10枚くらい描けば三ヶ月弱で達成できる見通しだけど、どのくらい描けるかな?
だんだん、勘がもどってきたというかついてきたというか、描くのも早くなってきた模様。いい感じ。
これを描きながら、「〜〜の描き方」というので、気になったものを実践しているところだが、そうやって今までたくさん買ってあった「絵の描き方」の本も実践していこうと思う。
すごく楽しみ!
所感
何かをなしとげようと思ったとき、準備ばかりしていつまでもやりはじめない人がいる。
数日前、話題にしていた完璧主義といわれる特徴を持つ人たちによくあてはまるのではないだろうか。わたしもかなりその傾向があった。
もちろん、まったくやり方がわからないとどうしようもないので、まずはやり方を学ぶということが必要な場合もある。
適切に準備をしてから開始することで、効率よく習得することができるかもしれない。
しかし、確かな事は、準備だけしていてもゴールにはたどりつけないということだ。
いつか時間ができたらやろう、と思い続けて、どれだけ後回しにしてきたことか!
ほどほどに準備したら、さっさと出発したほうがいい。どうせ、やってみないとわからないということもたくさんあるのだから。