好きなこと vs 稼ぐこと? (2)

先日の記事「好きなこと vs 稼ぐこと?」が、興奮しすぎていたのか、我ながら論旨がわかりにくかったので、もうちょっと頭を整理するために書き直す。

その記事自体をリライトせず、新しく書くところがポイント(?)

そして書き直すのは、自分は何にひっかかっているのか明らかにしたい、から。

はじめます。

ようは「好きなことをして生きる」ためのブログ術、みたいなノウハウのはずなのに、「書きたいことじゃなく、読まれることを書け」と書いてあったのを見たので、ちょっと「???」って思ったんだよね。

そもそも、「好きなことをして生きる」は、若干曖昧なところがあると思っていて、正確には「好きなことをして(そのことによってお金を稼ぎ)生きる」ということと、「好きなことをして(それとは別に生計を立てて)生きる」ということの両方ありえるんじゃないかと思うんだけど。

後者の生き方は、多くの人がすでにやってることにすぎなくて、たとえば「そんなに会社大好きなわけでもないけど、まあ好きな仕事の部分もあるし、やりがいがある場面もあるし、なんとかがんばって、仕事終わったあとの時間や休日には、別の好きなことしてます」みたいな。

そして、そういうふうに生きている or 生きてきた人たちが「もっと自分の好きなことで稼いで生活できたらいいなあ」と思い、前者の生き方に魅かれるのだと思うわけですが。

そういう人に、「書きたいことじゃなく、読まれることを書け」ってどういうことですか。

そりゃ「読まれること書かないとアクセス集まらないし稼げませんよね?」 はい、そうですよね。でもそんなの最初からわかってるので。

「(やりたいことと売れること)両立させるのがプロなんじゃないかな!(by 宇多田ヒカル)」みたいな、「それはヒッキーだからできたんですよね。以上」という話じゃなく、どうやったら両立できるかって話をするところなんじゃないんですか。ここは!

「書きたいことじゃなく」って、なに。書きたいこと書いてないなら、好きなことと両立できてないんじゃないの?

「売れるために売れることしろ!」てだけなら、お金のためにやりたいわけでもないかもしれない仕事をする会社員と本質的に何が違うの? だれかに雇われてないっていうだけ?

単に「プロブロガー」というものになりたかった → なれました、みんなもこうやったらなれるよ、という話だけなのか。

釈然としない。

たぶんこの方法論を提唱しているご本人は、その方の人生としては両立できてるのかもしれないのだけれど。

わたしは自分のブログに自分で書きたいことも書かないのだったら、好きなことをして生きている気がしないのだわ。

まあ、しょうがないか。

とりあえず現時点で何にひっかかっていたかは、わかったのかな? 自分のなかで、この辺に異様に絡む原因てなんだったんだろうとはまだ悩ましいけど。

この話はこの辺にしとこう。いつかわかる日がくるかもしれないし。

しかたないからわたしは別途、好きなことをして生きる!を実践していこう。

これは自分がやりたいことをやるという主旨のブログだし。主軸をぶらさずにいく。わたしは自分なりに両立する方法論を確立すべく動くよ。

他の人にとっても再現可能なノウハウになりうるかはまだわかんないですが。