やる気がでないときでもそれなりに何とかするための方法論

なんか、今日は全般的にあんまりやる気がなくて困りました。

そんなとき、以前のわたしだったら、自分のことを怠け者のように感じて、自己嫌悪に陥り、

「なんてだめなやつなんだ」と自分を責めて責めて

そのことで、少ないやる気をよりいっそう減らしていました。

最近は、ようやくそういう悪循環から抜けられた気がしているので

わたしなりの、「やる気がないときの対処法」というのを書いてみます。

対処法は自分を責めずに、ただ観察する

一番の対処法は、これ。

まず「ああ、いまやる気がでないな」ということを客観的に認識する。

そして、「誰にでもやる気がでないことはある」と理解します。

もちろん世間には、いつもものすごくやる気に満ちているような人もいます。しかし、そういう人でもその人なりに、やる気がでないとき、というのはあるはずです。

そして、そういう人とくらべて「自分なんて…」と落ち込んでも、よけい元気がなくなるだけです。

これは、心が風邪を引いたというようなものだと思って、その程度に応じて、自分をいたわったほうが回復が早いようです。

少なくとも「なんでお前はこんな大事なときに風邪を引くんだ、馬鹿者!」と風邪を引いたことを、いくらののしっても、風邪がよくなることにはあまり役立たない。(これをわたしは幼少の頃、親によくやられてつらかったです。)

こうしておけばよかった」という後悔があるのなら、予防策として次回から実行することにしましょう。(忘れずにメモ)

やる気がないときに向いている作業もある

今日あたらしく発見したことは、やる気がないときに向いている作業もあるということでした。

わたしは、日頃から「あ、これやらなきゃ」と、思いついたことをリストにためています

このリストを作る作業は、やる気がないときにやるのはちょっときついと思うので、ふだんからやっておくか、単になにか思いついたときに、こまめにメモしてためておくといいと思います。

そして、「やる気がでない、今でもできそうなことはないかな?」という気持ちでリストを眺めます。

そうすると、「あ、これならできるかな」というものがいくつかあるのです。

雑用っぽい作業やメンテナンス、整理の作業などは、いつもはおっくうに感じやすいのですが、むしろそういう単純作業っぽいものが、やる気が少ないときにはすんなりできる感じがしました。

今までは、やる気がないときには作業が進まないので、そのことにより、いっそう自分を責める気持ちに拍車がかかっていたのですが

やる気がないなりに、かねてよりやろうと計画していた作業が少しでも進んだということで、精神衛生上も大変よかったです。

日々、過去の自分よりちょっとでも向上できたかな、と感じられることがうれしい。

そうやってうれしいと思う気持ちが、次のやる気につながるかなと思いました。

eye catch photo credit: leff via photopin cc